教養演習(オペラとオペレッタ)
エッセイ(レポートの書き方)
課題の説明。

前期、後期にそれぞれ受講者からレポートを提出してもらっている(800字~1200字)。

その際、注意事項として、データの切り貼り、羅列は不要である、と説明している。自分で問題を設定して、自分の言葉で考察することが大切である。(したがって、多くのレポートは、あらすじの難点、ないし登場人物の葛藤に焦点をあてたものになる。)

レポートには早坂が朱筆でコメントを書き、誤字・脱字を添削して返却する。
このHPには電子データのみ収録した。手書きのレポートは収録していない。また、時間不足のため、添削・コメントは反映されていない。

以下は、学生に配布する文書である。

レポートの書き方 (こういう文書を書くのははじめての) 早坂

1. 学籍番号、氏名を明記する。
  とくにメール本文(送り状にあたる)に注意。
  受領の返信メールに 「○○君」とコピペする際に、氏名がないと困る。
  同姓、ないし同名の他者の成績がつく可能性がある。

2. できるだけ電子データ化する。
  教師が整理、保管する、さらにホームページに掲載するときに必要。
  自分の作品としても保存できる。
  メール添付ができないならば、USBメモリなどで提出も可。

3. 誤字・脱字を避ける。
  電子辞書をひけば、簡単に確認できる。
  「あたらしい演出に朝鮮する」 など、評者は見ただけでアホが書いたと思ってしまう。
  ほかの内容がよくても、これではマイナスの印象が強すぎて、きわめて不利になる。
  時間がなくとも、提出・送信のまえに、もう一度ないしもう二度読みなおす。

4. 参考資料を明記。 これはフェアプレーのためである。
  どの部分が他人の意見ないし資料であり、どの部分がオリジナル、つまり自分の意見であるかを、
  フェアに示すこと。学術論文の場合には、明記しないと命取りになる。

5. 問題設定をはっきりさせること。
  そうでないと、いったい何のためにダラダラ書いているのかが、読者にも(本人にも)分らない。
  もっとも一般的なのは、Gegensatz矛盾・対立をとりあげて、どちらなのか、を論証してゆくもの。
  つまりは小さな推理小説を書くようなもの。


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