ローベルト・ムージル研究
ムージル原書、翻訳など
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      ■ ① ムージルの作品。
・手前左端Vereinigungen(『合一』)初版、
 その右Nachlaß zu Lebzeiten (『生前の遺稿』)初版。
・手前右端Über die Dummheit(『愚かさについて』)は、
 1987年の第二版。
・中段の黄色いシリーズは1952~1957年版の全集、
 Leben, Werk, Wirkungen は1960年、
 Studien zu seinem Werk は1970年。
 左端『マッハ哲学批判への寄与』は1980年の復刻版。
・上段の黒いシリーズは1978~1981年版。
 その他、ro-ro-roシリーズなどがある。
 (手許にあったもののみ撮影した。)
 
       
■ ② フランス語訳。Phillip Jaccottet 訳は
大変参考になる。
■ ③ 英訳本。Kaiser & Wilkins 訳は参考になる。
      ■ ④ 日本語訳。
・上段は新潮社版『特性のない男』(高橋義孝監修)。
・中段は松籟社版(『特性のない男』は加藤二郎訳)。
・下段左『夢想家たち』(圓子修平訳)、『三人の女』(川村二郎訳)は
 河出書房新社版。
・下段中『三人の女・黒つぐみ』(川村二郎訳)、
 『愛の完成・静かなヴェロニカの誘惑』(古井由吉訳)は岩波文庫。
・下段右『寄宿生テルレスの混乱』(丘沢静也訳)は、
 光文社古典新訳文庫。
 
      ■ ⑤ 日本語訳および研究書。
・下段左『ムージル書簡集』(国書刊行会)と
 『ムージル日記』(法政大学出版局)はともに圓子修平訳。
・下段右「少年テルレスのまどい」は生野幸吉、
 中島敬彦訳(講談社新訳世界文学全集)。
・上段右『ムージル・エッセンス』(中央大学出版部)はエッセイ選集。
 左端『可能性感覚』(松籟社)は大川勇氏による、日本では珍しい
 モノグラフィー。
 ほかに古井由吉氏の『ムージル 観念のエロス』(岩波書店)がある。
 
      ■ ⑥ カール・コリーノ『ムージル 伝記』(2000頁、2003年)。
 10人の共訳者と翻訳中。
 第一分冊(全体の3分の1)のための初校、再校、三校、四校。
 早坂(訳者代表)はすべてに目を通している。
 
      ■ ⑦ 早坂の仕事。
・中段の赤い本は、初めてドイツ語圏の学術誌に、『ドイツ文学』から
 転載されたもの(1982年)。
・中段の青い本は、国際ローベルト・ムージル学会の機関誌に、
 『ドイツ文化』(中央大学)から転載されたもの(2003年)。
・中段左は『21世紀に臨むムージル』(ペーター・ラング社)に掲載
 されたものの抜刷(2005年)。
・上段右『ドイツ文学』(日本独文学会)には論文3本、書評1本が採用
 されている。
・下段の9本の抜刷はドイツ語による論文(『ドイツ文化』、
 『人文研紀要』中央大学)。
 
               
  ■ ⑧ 『ムージル 伝記1』
2009年 法政大学出版局
(訳者代表)
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■ ⑨ 『ムージル 伝記2』
2012年 法政大学出版局
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■ ⑩ „Robert Musil und der genius loci“
Wilhelm Fink Vlg. 2011年
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