文案
八月歌仙「秋祭り」の巻
ふだんは郵便でしか連絡のとれない、つぎを さんが立句。 白塔歌仙会第四五六回八月例会「秋祭り」の巻 オ 幟立ち村に活気の秋祭り つぎを 空は茜に群舞の蜻蛉 恆雄 […]
七月歌仙「百合の丈」の巻
立句。順番で七緒。候補を5~6句出したところ、元締めの恆雄さんが、これが「刺さった」と言う。 類句は少ないと思う。男性俳人は水切りなんかしないし。女性俳人は、日々の雑用ぐらいにしか捉えていないのかも。 なぜ百合か。細幅鍵 […]
六月歌仙「田植え歌」の巻
笈羅さんの立句で賑やかに始まった。 畔と田で響き交わせる田植え唄 笈羅 編笠脱いで仰ぐ大空 恆雄 縄綯いは父祖伝来の匠にて 悦子 餡も求肥もあの菓子司 […]
歌仙「花ニラ」の巻
白塔歌仙会第四五二回例会「花ニラ」の巻。 令和 六年四月一日 首、令和六年四月十六日 尾(文音) 花ニラの群れ咲く処風の立つ 和子 丘を囲んで土筆の円陣 恆雄 入学式前に教室掃除して […]
今月の歌仙『囀りをくるみ』の巻
白塔歌仙会の今月の例会が終りました。 第451回三月例会『囀りをくるみ』の巻です。 所々個別に見てゆきます。(なお、ウは裏、ナオは名残の表、ナウは名残の裏、の略です。歌仙はまず「表6句」で始まり、「裏12句」でひとくぎり […]
白塔歌仙会「雷鳴や庭木一斉」の巻
毎月粛々と月例会をやっているのですが。多忙と怠惰のため(まあ、ふつうこれが原因ですね)、なかなか巻き上がった歌仙をアップできていません。この間、ふた山ほどしんどい仕事を片付けたので、久しぶりに36句を披露いたします。 ま […]
『白塔19号』が出版されました
非売品の同人誌『白塔19号』が、ノビス出版から刊行されました。 表紙図案および題字は恆雄さん。 以下に目次と巻頭エッセイを貼り付けます。 巻頭エッセイは、順番によるもの。 これまで、つまり『白塔18号』までは、以和於さん […]
白塔歌仙会第438回例会「寒の底しられぬ花」の巻
コロナ禍のためメールによる文音が続いています。 起句は恆雄さん。「しられぬ花」とは蠟梅のことで、庭の蠟梅は植木屋に触れさせずにおくと、大きな葉が花を隠すのだそうです。 清書「寒の底しられぬ花」 脇句は同人が何句か出して、 […]
第406回「宣言解除」の巻
緊急事態宣言が解除される前に立句が提示され、連句が始まるころには、すでに解除されてしまいました。とはいえ〇〇会議室で6時間以上、籠もりっきりになる連句は危険がいっぱい。メールによる文音となりました。https://mus […]
第401回「南方像」の巻
ついに白塔歌仙会が401回の例会を迎えました。 「南方像」の巻 (興味のある方はプリント・アウトを作成してください。) 1句(立句)宇治の平等院の鳳凰が南を向いているので、南方像と呼ぶのだそうです。一万円札の裏にいる。こ […]
第399回『散紅葉』の巻
https://musil0723.sakura.ne.jp/chopinfan/wp-content/uploads/2019/11/6111979dcdd8ccd305a32453aeffaf67.pdf (詳しく歌 […]
第398回 「酔芙蓉」の巻
酔芙蓉の巻 1句。お酒を嗜まない果穂さん。白→ピンク→紅、と色を変えてゆく酔っ払いを静かに観察しているようです。 6句。南州は西郷隆盛のこと。月を愛でる宿の部屋は、明かりを抑えているので、揮毫の額もぼんやり。 9句。俤( […]
司召(つかさめし)の巻
第396回「司召」の巻 1.起句 司召は秋の季語。その昔、国司、郡司などに任命された役人が宮中で辞令を受け取ったとか。大使着任の挨拶には、馬車か車かオプション。たいていの大使は馬車を選ぶのだそう。 5句。「紅(あか)勝て […]
第386回「火の番」の巻
「火の番」の巻 よろしければ、上記URL(緑色)からPDFをプリント・アウトしてご覧ください。 白塔歌仙会第386回「火の番」の巻 です。 7句 籠(こ)もよ み籠持ち 掘串(ふくし)もよ み掘串持ち ・・・ という雄略 […]
嵐山光三郎の芭蕉講座
国立市在住の嵐山光三郎の芭蕉講座を聴きました。場所は明窓浄机館。 会費2000円を支払うと、すでに机の上に署名入りの『芭蕉という修羅』(新潮社)が置いてありました。今回は第2回で、先月の第1回では『影の日本史にせまる』( […]
『賀状』の巻
https://musil0723.sakura.ne.jp/chopinfan/wp-content/uploads/2018/11/Nr.387-Gajou-no-maki.pdf よろしければ、上記のPDFをプリン […]
「蔦の雨」の巻
第386回「蔦の雨」の巻 よろしければ上記PDF(緑の文字)をプリント・アウトして、以下のコメントをお読み下さい。(なお前回第385回は七緒欠席のため、アップしません。) 1句:10月の立句は順番で七緒に。ふつう立句は「 […]
第384回「無量の魂」の巻
第384回「無量の魂」の巻 よろしければ、上の「無量の魂」(グリーンの文字)をクリックして、PDFをプリント・アウトしてから、コメントをお読み下さい。 4句 国分寺の陋屋の庭には、よく小鳥が来ます。虫がいる、つまり無農薬 […]
第 383回 「森繁節」の巻
第383回「森繁節」の巻 (よろしければPDFをプリント・アウトしてから、以下のコメントをお読み下さい。) 1句(立句) 和子さんの解説によると、映画「座頭市」のなかで森繁久弥が歌った都々逸「ぼうふらが人を刺すよな蚊にな […]
「ゆすらの実」の巻です。
第382回「ゆすらの実」の巻(改) (よろしければ上のPDF(A4)をプリント・アウトして、コメントをお読み下さい。) 1句 立句の悦子さんは、詩界賞を受賞した詩人でもあります。 3句 最初は「下校の女子」でした。国立の […]
白塔歌仙会 第381回「鵺の声」の巻
第381回「鵺の声」の巻(改) (よろしければ上のPDF(A4)をプリント・アウトして、コメントをお読み下さい。) 2018年5月26日(土)、笈羅さんの立句から始めました。 脇句の十薬とは、ドクダミのことです。新居の庭 […]