🎹 京都府のTさんがプレリュード17番をアップしました。

これまでの演奏動画と同じように、ディアパソン・ピアノ(標準鍵盤よりも、1オクターブで1㎝幅が狭い)で演奏しています。Tさんのコメントから。
「頻繁に動画を出して申し訳ございません。(…)ゆったりした速さで弾いていますが、私はこれ以上速く弾きたくありません。(ショパンの)古い手稿には、Allegrettoではなく、「Allegretto quasi andantino」と書かれていました。なぜ、ここでスラーが切れてるのか?逆になぜ繋げてあるのか? アクセントが付いている意味は? ショパンの細かいこだわりを考えるのが好きです。最後のトニックペダルの部分でウナ・コルダを使うかどうかかなり迷いましたが、ショパンがあまり使いたがらなかったようだし、うちのピアノでは音が全然綺麗じゃないので、やめておきました。ショパン自身が何度も手を入れ直しているので、楽譜によって音やペダルの指示、他にも細かいところが版によって異なっています。(ネット上で詳しく比較している人がいました)ショパンが望む、いちばん理想的な楽譜を探したいですが、どれが正解かわかりません。(…)」

Tさんの、長年にわたるこだわりが、垣間見えます。
触発されて(影響されやすい性格)、ウチのナンチャッテ・ピアノで(ほぼ)初見で弾いてみたら、あちこちで右手と左手が交錯する。ここは右手が上なのか(?)など迷いながら弾くので、なかなかすんなり終りません。
季節のタイミングはぴったり。緑のそよ風が吹く今ごろの曲と思います。
なつかしや未生(みしょう)以前の青嵐 寺田寅彦。
緑陰や少女言葉はすぐ弾け 加藤楸邨。

 

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