🎹My Foolish Heart （愚かなり我が心）を細幅鍵盤で弾いてみた

林知行先生が（以前師事していたこともあり、先生です）、V. Young の My Foolish Heart をアレンジした楽譜が、リットーミュージック「ジャズ・サウンズ・ピアノ・ソロVol.3」に収録されている。
この、何とも魅力的なバラードを細幅鍵盤（７／８サイズ・キーボード）で弾いてみた。

林知行先生の編曲は、ピュアというか、無駄な音を削る。削りに削って、これぞというテンションを、ピシリと楽譜に書き込む。それゆえ、演奏は各種倍音が響き合うアコースティックなピアノでなければならない。（ウチのコンソールでは醍醐味が出ない、けれども及ばずながらアコースティックではあります。）このアレンジの楽譜は　アットエリーゼで購入できます。（クリック）
「愚かなり我が心」というタイトルは定着しているけれども、歌詞をみると「気をつけて！流されやすい私のハート」というほどの意味らしい。
ヴォーカリストの abbie k （アビー・ケイ）さんが、「My foolish heart ってどんな曲？」で詳しく対訳、解説しています。
そして、やっぱりカーメン・マクレエの歌を外すわけにはいかないでしょう。
ピアノトリオ＆女性ヴォーカルの極致のような演奏。この至福のパフォーマンスには敵わないかもしれないが、ピアノ一台で同様の境地に浸（ひた）ることも不可能ではないのでは。
カーメン・マクレエ My Foolish Heart.