マズルカ10番を細幅鍵盤 6.0 で弾いてみた

ムラムラッとショパンが弾きたくなってしまった。再生工場Piapit*から戻って来た、マリアカラス35歳が、よく歌うのだ。つまりわがブラザー GU-131のこと。
今回の経験から、やはりピアノは、ちゃんと整調された、まともなピアノでないと話にならないことを痛感した。このマズルカ10番も、無謀曲、見切り発車、鑑賞非対応です。

これまでの印象では、マズルカの場合、9度、10度など「手デカ」でないとダメ、という局面はそれほどない。一見して「なんとなく弾けそう」な曲が多い。ところが、2,3,4の指がワチャワチャ動かないといけないところが頻出する。見かけによらずしんどいのだ。

このA♭を左の親指で弾く、というアイデアをエキエル版で知りました。そのお蔭でやっとマズルカ10番を弾くことができたようなものです。指遣いのやりくりが、「手チビ」の生命線になります。

珍しくもない例。E♭を左2指でなく、左1指で弾く。そうしないと、弾けない。
楽譜は春秋社版、井口基成監修だけれども。さらに。

この短いスキップ音。画面では打鍵しているのに、鳴っていません。これはグランドピアノであれば、鳴っているでしょう。50年もののアップライト・ピアノだから、かも。もちろんピアニストが下手だからでしょうが。(その後の2回の機会では鳴っています。)
えーと、細幅鍵盤ピアノだからといって、すべて理想的に演奏できるわけではなさそうです。
とはいえ。昔昔から弾きたかったマズルカ10番を、いい音のするブラザー GU-131で弾けたのは、後期高齢者のボク、 Kurze Finger にとって倖せでした。
Piapit (クリック)

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