piapit はピアノマニアの聖地だ

ここにはいったい何台のピアノがあるのだろう? 工場のような建物の奥に行くにつれて、アップライト・ピアノが密着して並んでいたり、足を外したグランドピアノが立てて置かれていたり。新旧さまざま。(途中で先に行けなくなった。)

左端に着いたばかりの、アントニン・レーモンドがデザインしたヤマハ・ピアノが見える(A. Raymond. 軽井沢聖パウロ教会、東京女子大本館など)。その奥にスタインウェイのグランドが二台。中央奥にディアパソンのグランドピアノが見える。右側にはさまざまな工具、取り外したキャプスタンなどが置かれている。

クレーン付きの精密機械運搬車が三台入ってきた。パワーゲートが昇降して、次々にピアノが降ろされる。これはレイモンドがデザインしたヤマハだ。

これはアップライト・ピアノ。このあと台車に乗せられて Piapit 内部に運ばれる。

おお、わが愛器ブラザーのDS 6.0 が届いた。弦交換、アクション総合調整などなど、よろしくお願いします。

スタインウェイが習志野市から届いた。しかも二台。

このスタインウェイにも「サウンドベル」が付いている。ピアノ博士のDr. S. 氏が解説してくれる。スタインウェイの特許で、音の響きをよくするのだそうだ。ここpiapit では初耳学だらけ

アントニン・レーモンドがデザインしたヤマハ・ピアノ。渡辺代表は「レイモンドのピアノだ。やっと本物に出会えた」と嬉しそう。「帝国ホテル設計のフランク・ロイド・ライトの弟子で・・・」と蘊蓄も限りない。1950年代のラジオのデザインを彷彿させる、未来志向で今はレトロな、懐かしいデザインだ。

渡辺代表(左)と見学者。右はDr. S. 氏。愛知県から朝一番の新幹線で到着。

エラール(?たぶん)を試弾するDr.木山弁護士。piapit は何棟もあり、どこに何があるかもよく分からない。

これはかなりのダメージを受けたブリュートナー。日本に届いた時点で、中に胡桃が入っていたので「犯人はリスだろう」と渡辺代表。これは修復できるのだろうか?

piapit の招き猫、もずくちゃん(一歳半)。女の子の割には、撫でられるのをそれほど嫌がらない。このあとニャンチュールをあげようとしたが、どこかに行っていてダメでした。

この日は早朝に国分寺を出発。Dr.木山弁護士の運転するドイツ車で中央自動車道、首都高などを走行。前世紀に前菜、じゃない前妻にホンダ・アコードを「持ってけ〇〇ボー」と譲渡して以来、久しぶりの高速道路でした。

ほぼ20年ぶりに見る都心は新鮮。まちがって長生きして「未来」に迷いこんだみたいでした。piapit は千葉県印西市。千葉ニュータウン中央駅が最寄駅です。ピアノマニアの聖地となるでしょう。
piapit(クリック)

 

 

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