くにたちピアノデーが開幕!

第四回くにたちピアノデーが開幕した。ピアノの鍵盤が88鍵あることから、元旦から数えてほぼ88日目をピアノデーにしている。今年は今日、4月19日が開幕初日となった。
オープニングは駅前の旧国立駅舎。国立の IPS 合唱団が劈頭を飾った。

最初は見ていて「ン?お達者クラブ?」と思ったけれどもさにあらず。
声量も音程も立派なもの。「旅立ちの日に」「Stand alone」(「坂の上の雲」テーマ曲)、イギリス民謡メドレーなど、なかなかのもので、そんなつもりはなかったのに、その表現力に圧倒されて、涙が溢れて鼻水をかむ仕儀とはなった。

不覚にも動画撮影を始めたら「バッテリー残量不足」が点滅したので、中途半端な録画になってしまった。
草の根運動から始まったらしい。宝飾店ジュエリー・ハッセキ社長の北村明男氏が、ピアノデーを提唱して、近隣の店舗などを巻きこんで、やがてムサシ楽器も協賛。国立市旭通り商店街のイヴェントに発展して、第四回の今回は国立市の行事になった。
冒頭の挨拶は北村明男実行委員長。

祝辞を述べる国立市長・濱﨑真也氏。(若い!)

祝辞を述べる都議会議員・本橋巧氏。

祝辞を述べる衆議院議員・松本洋平氏。

なんとまあ、夢のような展開ではないだろうか。
約150年前、明治政府は学校教育に「唱歌」を設けたけれども、その教科書もない、伴奏する楽器もない、指導する先生もいない、という状態だった。(それからの音楽関係者の努力は筆舌に尽くしがたいものがあったらしい。深謝するしかない。)
これからさらに国立市が、音楽の町、ピアノの町として成長、発展してゆくことを期待する。
当日11時からの陳夢軒さんのヴァイオリン演奏です。無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータ第3番ホ長調 BWV1006。


今回のくにたちピアノデーのスケジュールを貼り付けます。
くにたちピアノデー (クリック)

 

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