🎹ガーシュイン『パリのアメリカ人』(冒頭部)を細幅鍵盤で弾いてみた
ずいぶん以前から楽譜(日音楽譜出版社)は持っていたけれど、なにしろ9度、10度、11度などが頻出するから、スパン20,5㎝ の Kurze Finger には文字通り「手の届かない」『パリのアメリカ人』。冒頭の左手の部分だけでも、標準鍵盤で弾くとこうなります。
ところが、7/8サイズ・キーボード(DS5.5)なら、9度、10度は届きます。
古希を過ぎてからの譜読み。もう暗譜なんかできない。練習すればするほどミスタッチが増える、などの逆境を乗り越えて、7頁ほど弾いてみました。中学2年でピアノを止めてから60年、まともなレッスンを受けていないので、下手さ加減は誰の所為でもない、ボク Kurze Finger の責任です。無謀曲、見切り発車、鑑賞非対応です。
それでも死ぬ前に弾きたかった曲を弾けたのは、なんとも嬉しく、ありがたいことでした。画面では、9度は青い線、10度以上は赤い線で示してあります。