やっと細幅鍵盤(7/8サイズ)の補正、調整が完了!
お待たせしました。平成30年2月に浜松の工場に行っていたピアノが、令和元年12月上旬に戻ってくる運びとなりました。ざっと10箇月。シーズニング(日本の気温、湿度になじませる)のほかに、膨大な補正作業がありました。P技研工業のN氏は、粉骨砕身、悪戦苦闘の末に、なんとか、弾けるピアノまでもってきてくれたようです。その諸問題と対応策については、論文が一本書けるほどです。(具体的な事項については、現段階では詳述を避けます。)かなりの費用もかかりました。結局ひっくるめると、中ぐらいのグランドピアノが買えるほどのコストです。(ま、ジャイアンツ用のLLサイズ・グランドでは、Kurze Finger には何の役にも立ちませんがね。)
浜松の工場でカヴァーをかけられている細幅鍵盤。 Kurze Finger は不安と期待で胸が膨らみます。(実際は腹が膨らんでいるだけですが。)状態がよければ、試弾の機会を設けます。次の投稿をお待ちください。