🎹ガーシュウィン “I got rhythm” を細幅鍵盤で弾いてみた。

ガーシュウィンの名曲 I got rhythm を細幅鍵盤で弾いてみた。これは鍵盤の幅が標準鍵盤の7/8サイズになっている。ボクは手が小さいので、このコンソールでないと弾けない。 この動画は拙HP『細幅鍵盤で弾いてみよう […]

perfect days、木漏れ日、ムシル

ヴィム・ヴェンダース監督作品『perfect days』で役所広司がカンヌ映画祭主演男優賞をゲットした。 これをきっかけに、映画『perfect days』と「木漏れ日」とムシルを結びつけて論じたYoutubeがある。 […]

ムシルの小指を掴まえた!(プフォールマン『ムージル』)

オリヴァー・プフォールマンの『ローベルト・ムージル』(組版仕様変更版)が上梓された。 これはすごい本です。どうすごいのか、は以下にダイジェスト形式で説明します。 プフォールマン:『ローベルト・ムージル』 まずはムシルの処 […]

「ローマのマルタ・ムシル(旧姓マルコヴァルディ)」(ドイツ語)をアップ。

“Martha Marcovaldi, spätere Martha Musil, in Rom” を中央大学「ドイツ文化」79号に発表しました。(刊行は2024年3月15日だったけれども、学術リ […]

東アジアのムシル(共著、ドイツ語)が刊行されました

ほとんど無謀とも言える本が刊行された。韓国の文献はハングルとドイツ語訳、中国の文献は簡体字とドイツ語訳、そして日本の文献は日本語とドイツ語訳を並べて提示する、という、これまで夢想もされなかったムシル研究書である。 本書は […]

11月6日、ムージルの誕生日の新チューリヒ新聞の記事

ローベルト・ムシル143回目の誕生日に、記事を捧げてくれるのは、きょうびNZZ(Neue Zürcher Zeitung. 新チューリヒ新聞)ぐらいだろう。ここにURLを貼りつける。 https://www.nzz.ch […]

ドイツ語著書 Meinen Schweizer Aufenthalt … が刊行されました

Wilhelm Fink/Brill Verlag から6月に e-bookが、7月にハードカバーが出版されました。表紙などの画像をいくつか紹介します。 写真はジュネーヴの国立公文書館に保管されたファイルの表紙に貼ってあ […]

Wilhelm Fink 社から著書が刊行されます

“Meinen Schweizer Aufenthalt wohlgefällig zu verbuchen …” という長ったらしいタイトル。 これはムージルがチューリヒのルジュンヌ […]

『ハプスブルク事典』に「カカーニエン」の項を執筆

昨年末、丸善出版から突然執筆依頼が来た。ローベルト・ムージルについて書いて欲しいとのこと。 どういう主旨の事典なのか、何に力点を置けばよいのか、など編集者とやりとりして、項目を「カカーニエン」とすることになった。元締めは […]

「菩提樹変貌」

シューベルトの「菩提樹」に関するあれこれを、『芸術のリノベーション』(中央大学人文科学研究所編、中央大学出版部、2020年)に執筆しました。導入部は、Lindenbaum は菩提樹ではないというところ。もともとインドに生 […]

カフェ沖本に行ってみた

もう二度と行かない。(というか、夏なら行ってもいいか・・・) 国分寺市内藤に10月に開店したカフェ沖本。これまで3回トライして、「待ち時間90分でーす」とか言われて、すごすご帰っていた。今日ふらりと立ち寄ったら、珍しく2 […]

川波静香『母島』

小笠原諸島の母島をめぐる物語。 これはもう、小笠原の文学記念碑になるでしょう。 前半の、泉家の歓迎宴会のにぎやかさ。島の豊かさ。島民の収入は「学校の先生」の10倍だったという。この母島に住む友人泉耕太郎に懇請されて父は、 […]

『クロイツァーの肖像』

昭和22年1月、日比谷公会堂。日本交響楽団の定期演奏会。シューマンのピアノ協奏曲の第2楽章の途中で停電になった。会場の明かりが点いて再会、また停電。それが10回ほど続くと、クロイツァーはたったひとりでソロ・パートにオーケ […]

森岡実穂『オペラハウスから世界を見る』 

やっと日本でも、本格的なオペラ評論家が現れた。たとえばその昔、約20年前のこと。某学術誌が「ドイツ音楽」特集を企画した。オペラ部門を依頼された某国立大学の某教授氏は、ドイツのオペラ雑誌2年分を読破して「こうなっています」 […]

宮下奈都『羊と鋼の森』

帝国ホテルのグランドピアノの調律を引受けているISAMU. H氏が、先月下旬、二日間にわたって、わがブラザー・ピアノのオーバーホールをやってくれた。47年もののヴィンテージだから大変な作業だった。調律しながらISAMU. […]

萩谷由貴子『蝶々夫人』と日露戦争

Amazonのレビューで5つ星が12レビュー続いた。(13人目が4つ星にした。) これは著者の萩谷氏に送信したメールを再録しよう。 たいへん感動したので、勝手ながら(自分の気を落ち着かせるために)メールします。Amazo […]

渡辺美奈子『ヴィルヘルム・ミュラーの生涯と作品』

わが国で最初の本格的なW・ミュラーの評伝だ。副題に「冬の旅」を中心に とあるように、これまで「冬の旅」というとシューベルトのことばかり論じられていたので、詩人のW・ミュラーもちゃんと押さえなければ、というもっともな動機か […]

チャールズ・ブコウスキー『パルプ』

チャールズ・ブコウスキーの『パルプ』(柴田元幸・訳)。万城目学が週刊文春で再三にわたって称揚していたので、読んでみた。主人公は(表紙のイラストを見れば分るとおり)三流の私立探偵。酒好き、女好き。まぬけではないが、平気で危 […]

ドーリス・デリエ『奇跡にそっと手を伸ばす』

名著『オリエンタリズムとジェンダー――「蝶々夫人」の系譜』で知られる小川さくえ氏が、ドイツの映画監督(他)ドーリス・デリエの小説 “alles inklusive” (込み込み:パック・ツァーの費 […]

常盤新平の『遠いアメリカ』

山口瞳の『行きつけの店』の「あとがき」に出てくる、繁ずしは、ボクの行きつけでもある。この春に大将(83歳)が店頭で転んで怪我をしてからは、もっぱら女将さんが寿司を握っている。昼はヴォランティア価格の千円。あるとき、山口瞳 […]

にしこくテニススクールに入学しました。

血糖値が上昇しているので(121)、メタボ対策に「にしこくテニススクール」に入学しました。自転車で2分ほどの近所。2ヵ月で体重が2㎏ほど減少しました。 きわめて良心的なスクールです。初心者クラスは1クラス4名まで(ボクに […]

新チューリヒ新聞の記事で言及されました。(ほんのちょっと)

カール・コリーノが新チューリヒ新聞(Neue Zürcher Zeitung)にローベルト・ムージルのシュトゥットガルト時代について記事を投稿しました。(2018年7月29日) 「ムージル氏がまともなエンジニアになる見込 […]

岩波文庫が変わってきたらしい

                  アンナ・ゼーガースの『第七の十字架』を入手した。タイトルだけは50年前から知っていたけれど、本 […]

退職セレモニーに出席しました

2018年3月31日多摩校舎1号館で一連のセレモニーがありました。 10時15分から別室で名誉教授称号授与式。理事長、総長・学長、常任理事、各学部長、研究科長、各中高校長および教頭、事務局長ほか偉ーい方々32名の拍手に迎 […]

引っ越しました。

のびのびとピアノが弾ける住居がみつかったので、8年間住んだ秋津から、某多摩地区に引っ越しました。 K市のR不動産の担当者が「Suumoなどの広告を止めます」と動いてくれたので、これまで何度も経験した 「目の前で横取りされ […]

人文研談話会、中央大学ドイツ学会で発表しました。

2018年2月2日中央大学駿河台記念館にて、人文科学研究所談話会があり、「海外学術調査のスリルと愉しみ」と題して発表しました。長時間おつきあいくださった出席者の皆様に感謝申し上げます。この内容は人文研ブックレット(非売品 […]

退任祝賀会がありました

帝国ホテル東京3階扇の間で、2017年12月15日に退任祝賀会がありました。教え子の河瀬彰宏君(同志社大准教授)が春に「任せてください」と言ってくれたので。教え子の(元)美少女たちや友人知人のあたたかい祝辞をいただき、気 […]

最終講義をしました。

「ドイツの3つの歌とムージル」というテーマで、最終講義をしました。 2017年12月15日中央大学理工学部5号館で。お忙しいなか出席された方々に感謝申し上げます。語学教師が最終講義をするのは理工学部ではほぼ30年ぶり。ち […]