🎹 京都府のTさんがモーツァルト・トルコ行進曲をアップしました。
京都府のTさんが、モーツァルトのトルコ行進曲(K. 331 三楽章)をアップしました。よく知られた曲。でも後半はオクターブの音階あり、オクターブの分散ありで、スパンに余裕がないと苦労しそうです。このディアパソン・ピアノは1オクターブあたり1㎝幅がせまいので、Tさんは
「オクターブを弾くのは、やはり樂です」。「手の小さい人が細幅鍵盤で弾くと、楽しさが倍増すると思います。」と書いています。
フリードリヒ・グルダは「モーツァルトは、ピアノのテクニックの点では(…)むずかしくはない。難易度はせいぜい中級ってところで、もっとやさしいものだってある。むずかしいのは解釈なんだ」と書いている。「モーツァルトこそは、おそらく、史上最大の音楽家だったんだからね。(…)俺の思考のなかでモーツァルトほど中心的な位置を占めている作曲家はいない。」「私にとってモーツァルトはイエスの次にくる人だ」。(ちくま学芸文庫『俺の人生まるごとスキャンダル』田辺秀樹・訳)
ボクは和声学などよく分からないけれども、聴いていて、ところどころの展開が人間業ではないように感じることがある。でも自然な流れなので、うっかりそのまま聴いてしまう。
昔のグランドピアノには、ベルが付いていて、左足のペダルで鳴らすことができるものがあった。祝祭のようなフィナーレあたりで、チン!チン!と鳴らしながら弾けたら、楽しいかも。