ヴァルデモサのショパンの部屋

ほぼ四半世紀前の、ヴァルデモサのショパンの部屋の写真を引っ張り出してみた。マヨルカ島のカルトゥーハ修道院。1838年12月15日から翌年2月11日まで、ほんの二ヶ月足らずの滞在だ。「雨だれ」のことはもう言うまい。ポロネーズ「軍隊」も。でもスケルツォ第三番、あの鬱屈した八つ当たりじみた冒頭から、浄福のアルペジオ、そしてアウステルリッツの三帝会戦の終盤のような怒涛のフィナーレ、これを喀血しながらショパンが作曲したのか、とほとんど呆れてしまう。
なぜ古い写真を引っ張り出したかというと、あらぬ疑いを抱いたから。たくさんの観光客とともに廊下にならんで、やっとその部屋に入ったのが1995年のこと。ひょっとして、あの修道院は1Fと2Fに「ショパンの部屋」を設けていて、流れ作業で観光客をさばいていたのではないかしらん、とふと思ったからだ。(もちろん、違っていた。)
手元に当時購入した11枚綴りの絵はがき冊子がある。25年前の展示は今と違っているかもしれない。ショパンとサンドの部屋はNo.4で、No.2は「ショパンとサンドに捧ぐ」部屋、つまり資料室になっている。

絵はがきの裏に「ショパンとサンドの部屋、マヨルカのピアノ」とあるから、No.4だろう。プレイエルが届くまで弾いていたピアノらしい。

次の絵はがきはNo.2だろうか。庭への出入り口がある。Valldemosaとは、Val de Mosa つまり「苔の谷」という、いかにも修道院にふさわしい名前なのかな、と想像するけれども、庭のテラスに立つと、眺望がよい。

  これだけ日当たりがよければ、ショパンの健康も回復したかもしれないが。冬のマヨルカは悪天候続きだったらしい。

この絵はがき綴りは二部あるので、ご希望の方に一部さしあげます。
(久しぶりにホームページを更新したためか、以前のスキルが使えません。)

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