🎹京都府のＴさんが試弾しました。（１）

遠路はるばる、東国まで。ふつうDS5.5のピアノ（７／８サイズ・キーボード）に慣れるまで、かなり時間がかかるのですが、Ｔさんは某音大出身。短時間で細幅鍵盤に手がなじんでいきました。
途中で、パラフィン浴（クリック）を施療。これは、Ｔさんが最近「左の親指に激痛が走る」と言っていたため。施療が終ったところでボクが「はい、プレリュード２４番！」とむちゃぶりしました。急遽Canon IXYで撮った画像、音声です。

Ｔさんのスパンは、左手19.5cm、右手19cmです。
後日Ｔさんからいただいたメールから、感想を紹介します。（本人了解ずみ）
１．とにかく左手の跳躍が楽に弾ける。
２．時々、右手に速いパッセージが出てきますが、標準鍵盤だと左手の跳躍に常に気を取られているうえに、さらに右手にも難しいことを弾くので、正確に弾くのがかなり大変です。けれども細幅鍵盤だと、この部分は確実に楽に正確に弾けると思いました。（いきなり弾いたので、この動画ではうまく弾けていませんが。）
３．両手を広げたときの幅が、標準鍵盤とは全く違う（狭い）ので、高音と低音を同時に弾く時、からだのバランスがとりやすいです。
４．この曲は、今回の試弾に向けての練習はしておらず、前に動画を撮って以来ほぼ初めて弾いたので、うまくは弾けてませんが、標準鍵盤では諦めていた人もこの細幅鍵盤のピアノなら、弾きこなせると思います。オクターブなど、手を広げ過ぎて、最初はかなり音を外してしまいますが、少し練習すれば慣れるし、もう標準鍵盤では弾きたくないと、誰もが思うはずです。（以上。）
Ｔさんは以前、ディアパソン・ピアノ（１オクターブで１㎝細幅鍵盤になっている）でプレリュード２４番（クリック）を弾いています。