ムーングロウのセッション

巣鴨ムーングロウにて、林 知行のオールジャンル・セッション。 昨年までのサマーライブは終了して、今年は自由なセッション形式。このムーングロウにはなんと、ダニエル・バレンボイム選定のハンブルク・スタインウェイがあるのだ。(内部をのぞき込むと、バレンボイムの署名が確認できる。)これがどう凄いかというと。ビル・エヴァンスの「ダニーボーイ」が、そのまんまの音で鳴ります。巣鴨駅南口から徒歩5分の地下1F。演奏者は3000円、見学は1500円。中山礼音氏のEmilyはプロ級。司会というか根回し役の青木氏(fl. ほか)が依頼、打ち合わせをボソボソやると、どさくさ紛れに演奏が始まり、試行錯誤ののち、あっという間にビシッと演奏が定まるのは、見ていて楽しい。青木氏の「若干1名の夫人」のWhisper not もよかった。

ムーングロウでのセッション