パラフィンを交換した。

作業開始時。

自宅でパラフィン浴をするようになった、と昨年9月にご報告した。
https://musil0723.sakura.ne.jp/dufyfan/2019/09/28/paraffinbad-zuhause/
そのパラフィンが少なくなってきて、手を浸すと底板に触れて「アチチ」となる。(使用後のパラフィンは、手から剥いて、いさぎよくクズカゴに捨てる――これほど燃えやすいゴミはない――。某整形外科ではケチって浴槽に戻していたので、やがて臭くて使えなくなった。)
昨年同様「カナケン」に注文して、5㎏を約1,2万円で購入した。問題はその切断だ。50㎝X30㎝X5㎝。台所のプラスティックのまな板の大きいやつを想定してください。これが丸ごと浴槽に入るわけはない。2:1のところでノコギリで切断する。
まず床に1,5m四方のビニールを敷く。なぜかというと、去年切断した際に、最後のところでゴロンと切断部分が床に落ちて、床の髪の毛とか鼻クソとかを吸着、それがパラフィン液のなかでゆらゆら漂うことになったからだ。今回はそれを避ける。ベンチの上にもビニールを敷き、左のパラフィンにもビニール袋をかけて、ここに左足を載せて、ゴリゴリと鋸を挽いてゆく。これがやりにいこと。なにしろスキー板に塗るのがパラフィンだ。押さえの左足の下でつるんつるんとすべる。のこぎりは挽くというより、静かに前後になでるように動かす。ババシャツが汗まみれになる。約40分で、やっと切断した。
それから浴槽に入れたが、幅がちょっと広すぎて、全部は入らない。

かろうじて両端が浴槽の端の内側に入ったので、少しずつ溶けるのを待つことにした。もちろん目は離せない。どこかに垂れて引火したりしたら、ボヤでは済まない。(ものすごくよく燃えるらしい。)18時から22時までかかって、やっと全体が液状になった。
これであと半年はパラフィン浴ができる。人によってはピアノを弾く前に、お湯に両手を浸して温めるのだそうだが、このパラフィン浴の方が効果がありそう。(比較検討したことはありません。)お金も手間もかかるが。

(全部溶けたところ。)

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