🎹ガーシュウィン “I got rhythm” を細幅鍵盤で弾いてみた。

ガーシュウィンの名曲 I got rhythm を細幅鍵盤で弾いてみた。これは鍵盤の幅が標準鍵盤の7/8サイズになっている。ボクは手が小さいので、このコンソールでないと弾けない。 この動画は拙HP『細幅鍵盤で弾いてみよう […]

ハイルン・ピアノでマズルカ1番を試弾した

今回このホームページで初めてカミングアウトするのだが、6年前から細幅鍵盤運動を推進してきた。現行の標準鍵盤、つまり普通のピアノの鍵盤巾が広すぎるので、ボクには届かなくて困る、ということ。 で、東京ストレットピアノを運営し […]

ウクライナ留学生、ヤンナ・ドゥブニコヴァ嬢を描く

毎週日曜日、国立市公民館で「国立かよう会」のクロッキーの集まりがある。いわば互助会の組織で、モデルさんの費用を参加者が割り勘で支払う。先生はいない。その日参加したメンバーが、黙々とクロッキーをする。 段取りは、5分クロッ […]

国立かよう会展に出品しました。

国立市公民館で毎週日曜日にクロッキーの練習会がある。ボクは非会員なので、毎回参加費1,500円を納入する(会員は1,000円)。年に一度のかよう会展に、はじめて出品した。 タイトルは「ティラノサウルス」。 タイトルは「ざ […]

火曜会のクロッキー

国立公民館で、クロッキーの会があるという。名前は火曜会だが、日曜日にやっている。講師はいない。みなで金を出し合って、モデルを雇っている。会員登録して年会費を払った人は、一回あたり1000円。非会員だと、一回1500円。ボ […]

齋藤亜都沙ピアノリサイタル(5月17日、五反田文化センター)

今、ピアノ・リサイタルを聴くなら、齋藤亜都沙が弾く五反田文化センター・音楽ホールのスタインウェイに限る、と断定できるほど聴き歩いているわけではないが、お勧めであることは確か。 齋藤亜都沙については、たまたま、Youtub […]

救済幻想の快感(二期会・パルツィファル)

ヴァーグナーは「永劫の呪いからの解放」が好きらしい。オランダ人がそうだった。「魔性の女」も好きらしい。オルトルート(ローエングリン)がそうだった。『パルツィファル』のクンドリは、その両方の属性を帯びている。事前に予習した […]

二期会『こうもり』

不思議なアデーレだった。K. A. さんはなぜアデーレになったんだろう? 高音があと半音昇りきらない。とにかく『こうもり』のアデーレは、それを見に(聴きに)行く目玉だ。ほかに二期会には歌手がいないのだろうか? 1980年 […]

菊之助の鏡獅子

はじめて鏡獅子を見たのは、(妙な話だが)平櫛田中美術館だった。モデルは六代目菊五郎。 一橋大学小平分校に非常勤講師で行っていたころ、ぶらりと散歩していたら出くわした。なんだか知らないが、ただならぬ気魄があった。六代目菊五 […]

二期会『タンホイザー』2月21日(日)

舞台の両サイドに「床」があった。歌舞伎で太夫と三味線が座るところ。御簾まである。あきらかに歌舞伎から「学んだ」構成。最初は左(下手)だけで、ハープ2台とパーカッション。まさにボクが常々双眼鏡で見ようとしていたパートなので […]

新国立劇場『トスカ』

メーリ(Francesco MELI)のカヴァラドッシ。まるで『トスカ』を初めて観た(聴いた)ような気分だ。一幕の登場シーンがすでに違っている。歌う前から、気品が漂っている。そして「妙なる調和」。最後の「Tosca, s […]

二期会『サムソンとデリラ』

圧巻は第二幕の「憎しみの二重唱」。大祭司(小森輝彦)とデリラ(池田香織)がノリにノって、交響的伴奏で歌う。下手なロックなんか目じゃない。かなり跳ぶけれども、『ホフマン物語』のミラクル博士の三拍子を思い出した。こういう狂気 […]

新国立劇場『こうもり』

今回の『こうもり』は、なぜかパーカッションに注意が向いた。一幕後半 No. 4 の三重唱はハ短調で「神よ、なんと悲しいこと!」と歌ってから、ハ長調に転じて「o je, o je, wie …」と浮き浮きした二 […]

ドラマの前提は明示せよ! (アナ雪、そして 7dolls 音楽座)

許しがたいので、書きます。(それほどヒマでもないのだが。) アナ雪2が公開されるのだそうだ。そこでは、なぜエルサが魔法を使えるのか、解明されるのだそうだ。 どういうこと? エルサが魔法を使える、という前提を「アナ雪1」で […]

コートールド美術館展

神保町の東洲斎で、ドイツ人に頼まれた浮世絵を買った。せっかく都心に行ったから、この際東京都美術館に足を伸ばした。なんと、シルバー・デイとかで65歳以上は無料の日だった。 このマネの「フォリー=ベルジュエールのバー」の左上 […]

『蝶々夫人』二期会(宮本亜門・演出)

もう十数回目の『蝶々夫人』。それでも眼鏡とマスクの裏は、涙と鼻水でぐしょぐしょ。一幕最後の蝶々さんとピンカートンの二重唱は、宇宙を思わせる星空をバックに、指揮者バッティストーニが両腕を全開して「たっぷりと」と指示したとお […]

世界3大ピアノ聴き比べ

Bösendorfer, Steinway, Bechstein を聴き比べる、という夢のような企画。ピアニストは知人の松原聡氏。杉並公会堂にこの三台が並びました。オペラシティ並の空間。ここに3台のフルコンサートが並んだ […]

ムーングロウのセッション

巣鴨ムーングロウにて、林 知行のオールジャンル・セッション。 昨年までのサマーライブは終了して、今年は自由なセッション形式。このムーングロウにはなんと、ダニエル・バレンボイム選定のハンブルク・スタインウェイがあるのだ。( […]

エロディアーデ(二期会)

エロディアーデ(二期会)4月28日を観ました。 セミ・ステージ形式だから、舞台の左袖にハープが二台。ハープの爪弾きもよく聞こえたけれども、金管のピッコロとかホルンもよく聞こえた。カーテンコールではアルトサックスの女性が呼 […]

『くるみ割り人形』(新国立劇場)

Advent(待降節)には『くるみ割り人形』を家族で観る、と決まっているらしいので。縁者3名とともに今季の初日に行きました。なかなかよかった。振付のイーグリングが画期的。(というか全体の演出も彼なのだろうか。)鉛の兵隊と […]

二期会:後宮からの逃走

*大和田伸也(セリム)がヒット。歌のない大役というと『こうもり』のフロッシュだが、『後宮・・・』のセリムもそうだった。ベルモンテが不倶戴天の敵の息子と知り、それでも、いやそれゆえに、「怨みに報ゆるに徳を以てす」(老子・六 […]

プッチーニ 『三部作』

*腹の出た中年バリトンの晴れ舞台(ジャンニ・スキッキ) なんとも痛快な中年男の悪知恵。これまでオペラでお目にかかった腹の出たバリトンは、ファルスタッフ(「ウィンザーの陽気な女房たち」)とかオックス(「薔薇の騎士」)とか、 […]

H. M. S. のサマーライブ

林 知行 先生主宰のHearts Music School (略称H.M.S.)の生徒さんたちによるSummer Liveに行ってきました。 会場は巣鴨駅南口のムーン・グロウ。プログラムは 1.  Junko I.  E […]

魔弾の射手(二期会 7月22日)

ザーミエルの大和悠河(元宝塚宙組)の勝利。手塚治虫が『ネオ・ファウスト』でメフィストフェレスを女性にしたのと同様、天才的な発想。最初の登場は黒いレースの下着で、マックスの銃の銃身をなめ回す。その妖しいこと。男役のビシッと […]

ローエングリン(二期会)2月24日

福井敬さんのHeldentenorぶりが圧巻でした。東京文化会館に朗々と響き渡った。男は足の長さじゃない、としみじみ納得。とはいえ3幕の婚礼の場面では(壮麗なスペクタクルがなかったのは少々がっかり)、カーテンが開かれて出 […]