2021年2月4日(木) / 最終更新日時 : 2021年2月4日(木) nanaohayasaka オペラ・美術・音楽新国立劇場『トスカ』 メーリ(Francesco MELI)のカヴァラドッシ。まるで『トスカ』を初めて観た(聴いた)ような気分だ。一幕の登場シーンがすでに違っている。歌う前から、気品が漂っている。そして「妙なる調和」。最後の「Tosca, s […]
2021年1月8日(木) / 最終更新日時 : 2021年1月8日(木) nanaohayasaka オペラ・美術・音楽二期会『サムソンとデリラ』 圧巻は第二幕の「憎しみの二重唱」。大祭司(小森輝彦)とデリラ(池田香織)がノリにノって、交響的伴奏で歌う。下手なロックなんか目じゃない。かなり跳ぶけれども、『ホフマン物語』のミラクル博士の三拍子を思い出した。こういう狂気 […]
2021年1月1日(木) / 最終更新日時 : 2021年1月3日(木) nanaohayasaka オペラ・美術・音楽新国立劇場『こうもり』 今回の『こうもり』は、なぜかパーカッションに注意が向いた。一幕後半 No. 4 の三重唱はハ短調で「神よ、なんと悲しいこと!」と歌ってから、ハ長調に転じて「o je, o je, wie …」と浮き浮きした二 […]
2019年11月26日(木) / 最終更新日時 : 2019年11月26日(木) nanaohayasaka オペラ・美術・音楽ドラマの前提は明示せよ! (アナ雪、そして 7dolls 音楽座) 許しがたいので、書きます。(それほどヒマでもないのだが。) アナ雪2が公開されるのだそうだ。そこでは、なぜエルサが魔法を使えるのか、解明されるのだそうだ。 どういうこと? エルサが魔法を使える、という前提を「アナ雪1」で […]
2019年11月21日(木) / 最終更新日時 : 2019年11月21日(木) nanaohayasaka オペラ・美術・音楽コートールド美術館展 神保町の東洲斎で、ドイツ人に頼まれた浮世絵を買った。せっかく都心に行ったから、この際東京都美術館に足を伸ばした。なんと、シルバー・デイとかで65歳以上は無料の日だった。 このマネの「フォリー=ベルジュエールのバー」の左上 […]
2019年10月10日(木) / 最終更新日時 : 2019年10月16日(木) nanaohayasaka オペラ・美術・音楽『蝶々夫人』二期会(宮本亜門・演出) もう十数回目の『蝶々夫人』。それでも眼鏡とマスクの裏は、涙と鼻水でぐしょぐしょ。一幕最後の蝶々さんとピンカートンの二重唱は、宇宙を思わせる星空をバックに、指揮者バッティストーニが両腕を全開して「たっぷりと」と指示したとお […]
2019年8月19日(木) / 最終更新日時 : 2019年8月20日(木) nanaohayasaka オペラ・美術・音楽世界3大ピアノ聴き比べ Bösendorfer, Steinway, Bechstein を聴き比べる、という夢のような企画。ピアニストは知人の松原聡氏。杉並公会堂にこの三台が並びました。オペラシティ並の空間。ここに3台のフルコンサートが並んだ […]
2019年8月19日(木) / 最終更新日時 : 2019年8月20日(木) nanaohayasaka オペラ・美術・音楽ムーングロウのセッション 巣鴨ムーングロウにて、林 知行のオールジャンル・セッション。 昨年までのサマーライブは終了して、今年は自由なセッション形式。このムーングロウにはなんと、ダニエル・バレンボイム選定のハンブルク・スタインウェイがあるのだ。( […]
2019年5月2日(木) / 最終更新日時 : 2019年5月2日(木) nanaohayasaka オペラ・美術・音楽エロディアーデ(二期会) エロディアーデ(二期会)4月28日を観ました。 セミ・ステージ形式だから、舞台の左袖にハープが二台。ハープの爪弾きもよく聞こえたけれども、金管のピッコロとかホルンもよく聞こえた。カーテンコールではアルトサックスの女性が呼 […]
2018年12月16日(木) / 最終更新日時 : 2018年12月17日(木) nanaohayasaka オペラ・美術・音楽『くるみ割り人形』(新国立劇場) Advent(待降節)には『くるみ割り人形』を家族で観る、と決まっているらしいので。縁者3名とともに今季の初日に行きました。なかなかよかった。振付のイーグリングが画期的。(というか全体の演出も彼なのだろうか。)鉛の兵隊と […]