2023年5月19日(木) / 最終更新日時 : 2023年5月20日(木) nanaohayasaka オペラ・美術・音楽齋藤亜都沙ピアノリサイタル(5月17日、五反田文化センター) 今、ピアノ・リサイタルを聴くなら、齋藤亜都沙が弾く五反田文化センター・音楽ホールのスタインウェイに限る、と断定できるほど聴き歩いているわけではないが、お勧めであることは確か。 齋藤亜都沙については、たまたま、Youtub […]
2023年2月15日(木) / 最終更新日時 : 2023年2月15日(木) nanaohayasaka 連句『白塔19号』が出版されました 非売品の同人誌『白塔19号』が、ノビス出版から刊行されました。 表紙図案および題字は恆雄さん。 以下に目次と巻頭エッセイを貼り付けます。 巻頭エッセイは、順番によるもの。 これまで、つまり『白塔18号』までは、以和於さん […]
2023年2月15日(木) / 最終更新日時 : 2023年2月15日(木) nanaohayasaka 連句白塔歌仙会第438回例会「寒の底しられぬ花」の巻 コロナ禍のためメールによる文音が続いています。 起句は恆雄さん。「しられぬ花」とは蠟梅のことで、庭の蠟梅は植木屋に触れさせずにおくと、大きな葉が花を隠すのだそうです。 清書「寒の底しられぬ花」 脇句は同人が何句か出して、 […]
2023年2月14日(木) / 最終更新日時 : 2023年2月14日(木) nanaohayasaka 近況などWilhelm Fink 社から著書が刊行されます “Meinen Schweizer Aufenthalt wohlgefällig zu verbuchen …” という長ったらしいタイトル。 これはムージルがチューリヒのルジュンヌ […]
2023年2月12日(木) / 最終更新日時 : 2023年2月12日(木) nanaohayasaka 近況など『ハプスブルク事典』に「カカーニエン」の項を執筆 昨年末、丸善出版から突然執筆依頼が来た。ローベルト・ムージルについて書いて欲しいとのこと。 どういう主旨の事典なのか、何に力点を置けばよいのか、など編集者とやりとりして、項目を「カカーニエン」とすることになった。元締めは […]
2023年2月12日(木) / 最終更新日時 : 2023年2月12日(木) nanaohayasaka 近況など「菩提樹変貌」 シューベルトの「菩提樹」に関するあれこれを、『芸術のリノベーション』(中央大学人文科学研究所編、中央大学出版部、2020年)に執筆しました。導入部は、Lindenbaum は菩提樹ではないというところ。もともとインドに生 […]
2022年7月18日(木) / 最終更新日時 : 2022年7月18日(木) nanaohayasaka オペラ・美術・音楽救済幻想の快感(二期会・パルツィファル) ヴァーグナーは「永劫の呪いからの解放」が好きらしい。オランダ人がそうだった。「魔性の女」も好きらしい。オルトルート(ローエングリン)がそうだった。『パルツィファル』のクンドリは、その両方の属性を帯びている。事前に予習した […]
2021年12月4日(木) / 最終更新日時 : 2021年12月4日(木) nanaohayasaka オペラ・美術・音楽二期会『こうもり』 不思議なアデーレだった。K. A. さんはなぜアデーレになったんだろう? 高音があと半音昇りきらない。とにかく『こうもり』のアデーレは、それを見に(聴きに)行く目玉だ。ほかに二期会には歌手がいないのだろうか? 1980年 […]
2021年5月14日(木) / 最終更新日時 : 2021年5月14日(木) nanaohayasaka オペラ・美術・音楽菊之助の鏡獅子 はじめて鏡獅子を見たのは、(妙な話だが)平櫛田中美術館だった。モデルは六代目菊五郎。 一橋大学小平分校に非常勤講師で行っていたころ、ぶらりと散歩していたら出くわした。なんだか知らないが、ただならぬ気魄があった。六代目菊五 […]
2021年3月5日(木) / 最終更新日時 : 2021年3月5日(木) nanaohayasaka オペラ・美術・音楽二期会『タンホイザー』2月21日(日) 舞台の両サイドに「床」があった。歌舞伎で太夫と三味線が座るところ。御簾まである。あきらかに歌舞伎から「学んだ」構成。最初は左(下手)だけで、ハープ2台とパーカッション。まさにボクが常々双眼鏡で見ようとしていたパートなので […]